最漏水についての考察

「ケイ酸カリウム液体材料」を塗布した後にひび割れが発生して、再度漏水するのではないか?という疑問について

実際にあった再漏水の事例から

▶新築立体駐車場の外壁が大きく開口しているため、駐車場の2階の床に雨が吹き込み、1階天井の40ヶ所から雨漏り

▶「ケイ酸カリウム液体材料」を塗布作業完了

▶数日後大雨が降り、1階の事務所スペースの天井から雨漏りして、コンクリートが濡れてきた

▶漏水していた個所を点検すると、40ヶ所中38ヶ所は漏水なし、2ヶ所から漏水していた

▶約1時間後、漏水していた2ヶ所の天井が乾いてきた

 

 

わかったこと

「ケイ酸カリウム液体材料」をコンクリートに浸透させておけば、再漏水がはじまっても漏水は止まる

▶その後再漏水なし

▶新築後10年経過(2020年10月現在)

 

*最初の施工後、コンクリート中の水酸化カルシウムと反応していなかった「ケイ酸カリウム」が、雨水と共に漏水しているひび割れに入り込み、そこで水酸化カルシウムと反応して止水したと考えられます。