シリカリを使った実験・試験

実際に粗悪なコンクリートで水槽を作り、止水試験をしたものです。

▼粗悪なコンクリートで水槽を作ります

Ｌ加水コンクリート

 Lジャンカそのまま

 Lセパ穴処理なし

 L止水版なし

▼実際に水をためて漏水することを確認します

▼一度水を抜いて、シリカリを塗布します（規定量）

▼再度水をためて漏水を確認します

【結果】

▼40日後には完全に止水ができていました

この実物止水実験で分かったことは…。

▼粗悪なコンクリートでも止水・防水できている

▼セパレーター部分の止水も効果があるといえる

  インターロッキングの白華（エフロレッセンス）は、セメント固化体中のアルカリ成分が水に溶け出し、コンクリートなどの表面に移動したものが二酸化炭素と反応し、表面で結晶化するものです。

  アルカリ水溶液が、コンクリートなどの表面に移動しなければ白華は発生しないことになります。

  試験の結果、シリカリは無機質成分ながら白華（エフロレッセンス）の発生を圧倒的に抑止できることが分かります。