▶施工上の注意点

他部材との境界には防水効果がありません。

▶コンクリートと金属や塩ビパイプなどの他部材との境界には「ケイ酸カリウム液体材料」は防水効果がありません。

 

▶シーリングやウレタン塗膜防水などの処理が必要です。

コンクリート打ち継ぎ部分への防水効果は完全には期待できません。


ガラスや金属部材への飛散養生

▶「ケイ酸カリウム液体材料」はガラスや金属部材に付着すると固着して除去することが困難です。

▶施工時にはガラスや金属部材などを養生をします。

▶「ケイ酸カリウム液体材料」を塗布する際に噴霧器などを使用して飛散の恐れがある場合は、ローラー刷毛などを使用して「ケイ酸カリウム液体材料」が飛散しないようにします。 


コンクリートやタイル面の白化への注意

▶コンクリートやタイルによって「ケイ酸カリウム液体材料」を塗布すると、コンクリートやタイルの表面が白化する恐れがあります。

▶事前に変色の恐れがないか試験施工にて確認をします。

▶コンクリート表面に「ケイ酸カリウム液体材料」が多く残るとコンクリート表面が白化する場合があります。

▶「ケイ酸カリウム液体材料」塗布後、コンクリート表面をデッキブラシなどを使用し、水で余分な「ケイ酸カリウム液体材料」を洗い流します。

▶ゴムワイパーなどを使用したまり水を除去します。


施工者が注意すること

取扱中は保護手袋を着用し作業状況に応じ保護メガネ保護マスク等を着用してください。

▶取扱後は手洗い、うがいをしてください。

▶メガネ、携帯電話、腕時計などガラスや金属部分に「ケイ酸カリウム液体材料」が付着すると除去できなくなる恐れがあります。